夫婦の絆をさらに強く

秋田県にかほ市・松島町 夫婦町締結25周年記念「銀婚式」

 秋田県にかほ市(旧象潟町)と松島町は昭和六十二年に、全国でも初めて「夫婦町」の盟約を結び、様々な交流を続けながら今年で二十五周年を迎えました。

 昨年の東日本大震災では、にかほ市よりいち早く松島町へ支援に駆けつけていただき、夫婦町の絆を強く感じるとともに、さらに強く結ばれる出来事となりました。

 銀婚という節目の年を記念して、八月六日に松島町内において「銀婚式」として記念式典などが行われました。

 銀婚式には、松島町の大橋健男町長ら約百十人と、にかほ市から横山忠長市長はじめ約百人が出席しました。

 大橋町長は「震災時、にかほ市がどこよりも早く松島に駆けつけてくださったことに心より感謝するとともに、この友情の架け橋をさらに強くしていきたい。」とあいさつし、横山市長も「両市町の絆を深め、これからも末永く交流し、友情を深めていきたい」と話しました。

 合併により、旧象潟町からにかほ市となったため、あらためて盟約書と災害時相互支援協定書に調印し、固い握手を交わしました。

 古くから景勝地として並び称され、今も語り継がれる紅蓮尼の物語を背景とした、地理的・歴史的な縁が取りもつ夫婦町の交流はこれからも続きます。

固い絆とともに時を歩む

 夫婦町締結25周年を記念し、比翼塚敷地内に日時計が設置されました。未来へ向け、共に時を刻んでいきたいという思いが込められています。銀婚式に先立ち、完成除幕式が行われました。

 

松島町観光親善大使よりお祝いのメッセージ

水森かおりさん

サンドウィッチマン