2012ジオパーク講演会

震災後の松島における新しい観光交流の可能性を考える

 みやぎジオパーク松島スタイル~

 

昨年の東日本大震災の津波から壊滅的な被害を免れた松島は、今後の東北観光の復興の要として重要な役割を担っています。

本講演会では、ジオパークの普及と震災後の新しい観光交流において活躍されている渡辺真人氏と宮原育子氏の講演を通して、

松島の住民の皆さんに「ジオパーク」の理解を深めていただくとともに、意見交換を行うことで、松島町が震災復興計画に盛り込んだ

「ジオパーク」の可能性を探るものです。

 

期日

 11月19日(月) 

時間

 13:00~16:30

会場

 パレス松

講演(1) 13:10

「日本のジオパーク/世界のジオパーク」 

 

 

◇主催:南三陸海岸ジオパーク準備委員会

◇共催:松島町

 

産業技術総合研究所地質標本館企画運営グループ長。理学博士。専門は地質学。

渡辺 真人 氏 (わたなべ まひと)

2006年から日本地質学会ジオパーク設立推進委員会事務局を担当。同年9月にアイルランドのベルファストで行われた第2回ユネスコジオパーク国際会議への参加をきっかけに、本格的にジオパークの考え方と仕組みの普及・広報を始め、学会や各自治体にジオパークの推進を働きかけた。2008年に発足した日本ジオパークネットワーク委員会の立ち上げに関わり、現在日本ジオパーク委員会事務局員、およびアジア太平洋ジオパークネットワーク諮問委員会委員として、ジオパークを立ち上げようとする地域を支援している。

  

講演(2) 14:00~  

「松島スタイルのジオパークを考える」

宮城大学事業構想学部  教授

宮原 育子 氏 (みやはら いくこ)

東京都出身。旅行会社勤務などを経て東京大学大学院博士課程修了。専門は地域交流事業、地域資源論。宮城大学地域連携センター副センター長も務める。松島町まちづくり委員会委員長、同アドバイザ-、松島町定住促進アドバイザ-、松島町震災復興会議副議長を歴任。現在、松島町総合計画審議会会長を務める。多方面において松島町のまちづくりに参画している。山形県高畠町在住。

 

意見交換会 15:00~ 「地域の方々と地球科学関係者との意見交換会」