訪問販売
悪質商法にご注意
無料点検と称して目的を隠してちらしや訪問等でその後高額な契約を急がせる。
震災後の住宅の修理を急ぎたいという心理に乗じて、不安をあおり高額な契約をさせる手口は
悪質業者の常套手段です。
相談例
震災の後の壁のひび割れや屋根瓦が心配だったが、町内の業者はとても忙しく、
いつ来てもらえるか解らない状態の中で、新聞に入った折り込みちらしの業者に
点検だけでもしてもらおうと思った。
ちらしには点検無料と書いてあったが、すぐに修理が必要と言われ契約してしまった。
帰った後業者が信用できるか不安になった。解約できるだろうか。
回答
あわてて契約せず、地元の業者とか複数の業者で比較検討してから契約しましょう。
業者の悪質な手口で消費者が判断を誤って契約してしまった場合などは、
その契約を取り消すことができます。
無料点検などと言ってきた場合は「タダより高いものはない」と考えてみましょう。
ポイント
一番良いトラブル予防策は、事業者の巧妙なセールストークに応じず「きっぱり」断ることです。
一人ではすぐに契約せずに家族や親族、知人に必ず相談しましょう。
「契約」は口約束だけでも成立しますが、高額の契約や契約内容が複雑な場合は
「契約書」を作成するのが普通ですし、特定商取引法により訪問販売などでは、
書面交付が義務付けられています。事業者は勧誘をする前に販売が目的であることを
明示しなければなりません。販売目的を隠して訪問販売は禁止されています。
登録日: 2011年10月17日 /
更新日: 2018年9月22日